ミラドライの臭い戻りはいつから起こる?原因と対策を徹底解説!

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射によるミラドライ治療を行っています。
本記事では、一部の患者様にみられるミラドライ治療後の「臭い戻り」や「汗戻り」が、いつから起こるのか、その原因と対策について解説します。ぜひご参考ください。
ミラドライの臭い戻りはいつから起こる?

ミラドライ治療を受けた方の中には、治療直後にはワキ汗がほとんど出なくなり、ワキガの臭いも明らかに軽減したものの、数ヶ月後から再び汗や臭いが気になり始めたという方がおられます。
このような「臭い戻り」や「汗戻り」と呼ばれる現象が起こる時期には個人差がありますが、一般的には施術から数ヶ月後、特に半年以降に感じられることが多いとされています。
ミラドライの臭い戻りが起こる原因

ミラドライの「臭い戻り」や「汗戻り」の主な原因としては、生き残った汗腺や新たに活性化した汗腺によるワキガやワキ汗の再発が考えられます。
生き残った汗腺による再発
ミラドライはマイクロ波の熱で汗腺を焼灼・破壊する治療法ですが、1回の照射ですべての汗腺を破壊できるわけではありません。一般的に、1回の施術では約2~3割の汗腺が残存するとされています。
治療直後は残存している汗腺もダメージを受けているため、一時的にワキ汗やワキガの症状が改善します。しかし、時間の経過とともに生き残った汗腺が徐々に機能を回復し、再び症状が現れることがあります。
新たに活性化した汗腺による再発
未成年のうちにミラドライ治療を受けた場合は注意が必要です。
思春期は汗腺が発達しやすい時期であり、施術時に破壊された汗腺とは別に新しい汗腺が形成されることがあります。 その結果、成長に伴って再びワキ汗やワキガの症状が出現する可能性があります。
ミラドライの臭い戻りを防ぐための対策

ミラドライ治療を受ける際には、施術後の「臭い戻り」や「汗戻り」を防ぎ、効果を最大限に引き出す施術を選ぶことが大切です。ここでは、ミラドライ治療後の臭い戻り・汗戻りを防ぐための対策をご紹介します。
再発を防ぐ効果的な施術方法を選ぶ
ミラドライ施術後の「臭い戻り」や「汗戻り」を防ぐためには、ミラドライの効果を最大限に引き出す施術方法を選択することが重要です。具体的には、通常より広い範囲を対象とする「広範囲照射」、同一部位に2回照射する「ダブル照射」、あるいはこれらを組み合わせた「広範囲+ダブル照射」が有効です。
特に「広範囲+ダブル照射」は、広い範囲に照射したうえで同じ部位に2回照射を重ねる方法で、より多くの汗腺を効果的に破壊することが可能です。これにより、「臭い戻り」や「汗戻り」の原因となる汗腺の残存を抑え、再発リスクを軽減します。
成人以降にミラドライの施術をうける
ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、思春期から20代前半頃まで発達が続くと考えられています。そのため、未成年でミラドライ治療を受けた場合、施術後に新たな汗腺が発達し、再び臭いや汗の症状が出現する可能性があります。
このようなリスクを避けるためには、汗腺の発達が落ち着く成人以降に施術を受けることが望ましく、「臭い戻り」や「汗戻り」のリスク低減につながります。
ミラドライのクリニック選びのポイント

ミラドライ治療後の「臭い戻り」や「汗戻り」を防ぎ、十分な効果を得るためには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。クリニック選びの際には、次のような点を確認すると効果的です。
- 「広範囲+ダブル照射」など、再発予防につながる効果的な施術方法を導入しているか
- 施術を医師が直接行っているか(看護師が施術を担当する場合もあるため)
- ミラドライの技術と経験を持つ「ミラドライ公式認定医」が施術を担当しているか
- 効果や費用だけでなく、安全性にも十分に配慮しているか
これらのポイントを踏まえてクリニックを選ぶことで、ワキ汗やワキガの再発を防ぎ、高い効果と安全性を両立したミラドライ治療を受けることが可能です。
まとめ

ミラドライ治療を受けた方の中には、時間の経過とともに再び汗や臭いが気になり始める「臭い戻り」や「汗戻り」を感じるケースがあります。これらの症状は、施術から数ヶ月後、特に半年以降に現れることが多いとされています。
再発を防ぐためには、「広範囲+ダブル照射」など、より多くの汗腺を効果的に破壊できる施術方法を選択することが重要です。また、未成年の方については、成長に伴う汗腺の発達を考慮し、施術の時期を慎重に検討する必要があります。
施術方法の工夫や安全性への配慮がなされた信頼できるクリニックを選ぶことで、ワキ汗やワキガの再発を防ぎ、高い効果と安全性を両立したミラドライ治療を受けることが可能となります。
ミラドライ治療は古林形成外科難波院

大阪府大阪市の古林形成外科難波院では、ミラドライや剪除法、ボトックス注射などによるワキガ治療を行っています。
当院のミラドライ治療では、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射による治療を行っています。
ワキガでお悩みの方やミラドライ治療をご検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。