ミラドライの死亡事例と安全性|クリニック選びのポイントは?

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射によるミラドライ治療を行っています。
本記事では、ミラドライの死亡事例と安全性を考慮したクリニック選びについてご紹介します。
ミラドライとは

ミラドライは、重度の原発性腋窩多汗症(ワキ汗)に対する治療機器として、国内で薬事承認を取得しています。米国では腋窩多汗症、腋臭症(ワキガ)、腋毛の減毛を目的とした治療機器として承認を得ています。
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺を熱で破壊し、発汗を抑制します。一度破壊された汗腺は活動を停止し、その機能が再生することはないため、効果は半永久的とされています。
ミラドライの死亡事例について

ミラドライ治療を検討される方の中には、過去に起きた死亡事例を心配される方がいらっしゃいます。この死亡事例は、日本国内で安全性が確立されていない陰部への治療が原因で発生したものであり、2022年に症例報告として論文が発表されています。
報告によると、健康な女性が体臭の改善を目的として会陰部、外陰部、肛門周囲に対してミラドライ治療を受けたところ、治療後に持続的な発熱や治療部位の激しい痛み、出血などの重篤な副作用が発生しました。その後、症状は全身に広がり急速に悪化し、治療から6日目に死亡に至りました。
死因は、トキシックショック様症候群を合併したフルニエ壊疽によるものとされ、ミラドライ治療による皮膚損傷が病原体の侵入原因となった可能性が高いとされています。
この死亡例は、国内で薬事承認されている「重度の原発性腋窩多汗症(ワキ汗)」への治療ではなく、会陰部や外陰部、肛門周囲などの適応外部位への使用例です。ワキ汗に対するミラドライ治療においては、このような死亡事例の報告はなく、治療の安全性も確立されています。そのため、適性使用において、この死亡例を理由に過度な不安を抱く必要はないと考えます。
ミラドライの安全性をふまえたクリニック選び

ワキ汗の治療において安全性が確立されているミラドライですが、副作用がまったくないわけではありません。主な副作用として、ハンドピースの吸引による内出血、浮腫、痛みなどが挙げられます(ただし、これらの症状は治療後数日で軽快します)。
また、海外の臨床試験では、神経損傷が約3%の確率で報告されています(ミラドライ 添付文書より)。神経損傷が発生すると、感覚異常やしびれ、運動障害などの症状を引き起こす可能性があります。
このような背景を踏まえると、ミラドライ治療を受ける際には、治療の効果や費用面だけでなく、安全性についても十分に考慮し、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
ミラドライ治療は当院までご相談ください

大阪府大阪市の古林形成外科難波院では、ミラドライや剪除法、ボトックス注射などによるワキガ治療を行っています。
当院のミラドライ治療では、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射による治療を行っています。
ワキガでお悩みの方やミラドライ治療をご検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。