ミラドライで後悔する事例と失敗しないためのポイントを解説！
大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射によるミラドライ治療を行っています。
このような疑問はありませんか？
「ミラドライの治療を受けた人の中には、後悔する人もいると聞いたけど、本当？」
「ミラドライで後悔する事例や理由には、どのようなものがあるの？」
本記事では、こうした疑問をお持ちの方に向けて、ミラドライ治療後の再発リスクや再発を予防するためのポイントなどについて解説します。
ミラドライについて
ミラドライは、重度の原発性腋窩多汗症（ワキ汗）に対する治療機器として、国内で薬事承認を取得しています。また、米国では腋窩多汗症、腋臭症（ワキガ）、腋毛の減毛を目的とした治療機器として承認されています。
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺を熱で破壊し、発汗を抑制します。一度破壊された汗腺は活動を停止し、その機能が再生することはないため、効果は半永久的とされています。そのため、ミラドライはワキガやワキ汗の根治が可能な治療法です。
従来、ワキガやワキ汗の根治治療としては手術が一般的でしたが、手術後のダウンタイムによる日常生活への支障といった課題がありました。そのような中で、ミラドライはダウンタイムが少なく、非侵襲的な方法でワキガやワキ汗の根治治療が可能であることから、近年急速に普及している治療法です。
ミラドライで後悔する事例と理由
ミラドライは、半永久的な効果が期待でき、ワキ汗やワキガの根治が可能な治療法として広く認知されています。しかし、治療を受けた方の中には、期待した効果が得られず後悔するケースも見受けられます。ここでは、ミラドライで後悔する主な事例とその理由について解説します。
ワキ汗やワキガの再発
ミラドライは、マイクロ波によって汗腺を破壊し、その機能を停止させることで効果を発揮します。一度破壊された汗腺は基本的に再生しないとされていますが、一部の患者さんでは治療後数か月経過すると「ワキ汗やワキガの臭いが戻った」と感じることがあります。
この再発の原因は、照射時に完全に破壊されなかった汗腺が、時間の経過とともに再び活動を開始するためです。ミラドライの1回の照射では、すべての汗腺を破壊することは難しく、約2〜3割の汗腺が残るとされています。治療直後は残った汗腺も一時的にダメージを受けており症状が落ち着くものの、時間が経つことで再活動し、再発を引き起こすことがあります。
施術後の副作用
ミラドライは手術と比べて身体への負担が少ない非侵襲的な治療法ですが、完全に副作用がないわけではありません。主な副作用として、ハンドピースの吸引による内出血、腫れ（浮腫）、痛みなどが挙げられます。多くの場合、これらの症状は治療後数日から1週間程度で自然に軽快します。
しかし、一部の患者さまでは、施術後に強い痛みを感じたり、腫れや痛みが長期化することがあり、このような副作用が原因で後悔するケースもあります。
高額な費用負担
ミラドライは保険適用外の自費診療であるため、治療費が高額になる傾向があります。さらに、1回の照射で十分な効果が得られない場合もあり、その際には再施術が必要となることがあります。
このような場合、ワキ汗やワキガの症状が再発し、治療効果が費用に見合わなかったと感じて後悔するケースも少なくありません。
ミラドライで失敗しないためのポイント
先ほどご紹介した通り、ミラドライ治療を受けた方の中には、治療後に後悔を感じるケースもあります。では、ミラドライの治療で後悔や失敗を避けるためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか？
ここでは、そのポイントについて解説します。
ミラドライ治療の特性を理解する
ミラドライ治療を受ける際に最も重要なのは、「ミラドライの特性を正しく理解する」ことです。
ミラドライの1回の照射で、すべての汗腺を完全に破壊することは難しく、約2〜3割の汗腺が残るとされています。そのため、治療の特性を理解したうえで、ミラドライの効果を最大限に引き出す施術を選択することが大切です。
また、治療後の腫れや痛みには個人差があり、患者さまによっては症状が長引くこともあります。こうしたリスクを事前に認識し、適切なアフターケアを行うことが重要なポイントになります。
効果的な施術を受ける
繰り返しご紹介していますが、ミラドライの1回の照射では、すべての汗腺を破壊することは難しく、一部の汗腺が残ることでワキ汗やワキガの再発につながるケースがあります。そのため、ミラドライ治療を受ける際には、再発を防ぎ、効果を最大限に引き出す施術を受けることが重要です。
具体的な施術方法としては、広範囲照射やダブル照射などが挙げられます。これらの施術を受けることで、より多くの汗腺を破壊し、ワキ汗やワキガの改善効果を高めることが期待できます。
安全性も考慮する
ミラドライは非侵襲的な治療法ですが、施術後に内出血、腫れ（浮腫）、痛みなどの副作用が現れるケースがあります。また、海外の報告では、神経損傷のリスクも指摘されています。
そのため、ミラドライ治療を受ける際には、費用や効果だけでなく、安全性も十分に考慮し、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
まとめ
ミラドライは、半永久的な効果が期待でき、ワキ汗やワキガの根治が可能な治療法です。しかし、治療を受けた方の中には、期待した効果が得られず後悔するケースも見受けられます。
その主な原因として、施術後のワキ汗やワキガの再発、副作用の発生、高額な費用負担などが挙げられます。そのため、ミラドライ治療を検討する際には、これらの要因を十分に理解したうえで、効果的な施術方法や安全性にも配慮し、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
ミラドライ治療は当院までご相談ください
大阪府大阪市の古林形成外科難波院では、ミラドライや剪除法、ボトックス注射などによるワキガ治療を行っています。
当院のミラドライ治療では、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射による治療を行っています。
ワキガでお悩みの方やミラドライ治療をご検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。
