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医療コラム

ミラドライの後遺症が不安な方へ|考えられる症状と安全性を解説!

ミラドライ

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、ミラドライ公式認定医の形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射によるミラドライ治療を行っています。

ミラドライを検討する際、多くの方が気にされるのが、「後遺症は残らないのか」「安全性に問題はないのか」といった点です。施術を検討されている方の中には、安全面に不安を感じている方も少なくありません。

本記事では、ミラドライによる後遺症の有無や、副作用と後遺症の違いについて、医学的な視点から分かりやすく解説します。あわせて、安全性を高めるために知っておきたいポイントについてもご紹介します。

ミラドライに後遺症はある?

患者の悩み

ミラドライは、ワキ汗やワキガの原因となる汗腺にマイクロ波を照射し、熱の作用によって汗腺を破壊する治療法です。皮膚を切開しないため、外科手術と比べて身体への負担が少ない治療として位置づけられています。

このミラドライによって、日常生活に長期的な支障をきたすような後遺症が生じる可能性は、医学的には非常に低いとされています。これまでの臨床報告においても、重大な後遺症が問題となっているという明確なエビデンスは示されていません。

ただし、治療部位であるワキ周囲には、皮膚の感覚を司る知覚神経が走行しているため、施術後にしびれや感覚の鈍さといった神経障害がみられることがあります。これらの症状は、多くの場合一時的なもので、時間の経過とともに自然に改善していくケースが大半です。

ミラドライの死亡事例の症例報告について

ミラドライを検討される方の中には、過去に報告された死亡事例について不安を感じる方もいらっしゃいます。2022年に報告された死亡事例は、日本国内で安全性や有効性が確立されていない適応外部位(会陰部・外陰部・肛門周囲など)への使用が原因とされています。

この症例では、ミラドライによる皮膚損傷を契機として感染が生じ、フルニエ壊疽にトキシックショック様症候群を合併したことが死因と報告されています。

重要なのは、この死亡事例が、国内で薬事承認されている「重度の原発性腋窩多汗症(ワキ汗)」に対する治療ではなく、適応外使用によって発生したものであるという点です。ワキに対して承認された適応のもとで行われたミラドライ治療において、同様の死亡事例は報告されていません。

そのため、ミラドライ治療は、承認された適応部位および方法において、安全性が確認されている治療法といえます。

ミラドライの副作用と後遺症の違い

ワキガ治療

ミラドライの安全性を考えるうえで、混同されやすいのが「副作用」と「後遺症」の違いです。

副作用とは、治療に伴って比較的起こりやすい一時的な症状を指します。ミラドライでは、腫れ、赤み、内出血、痛み、ワキの硬さやしこりなどが代表的です。これらは、マイクロ波による熱作用や施術後の炎症反応によって生じるもので、個人差はあるものの、数日から数週間で自然に軽快することが一般的です。

一方、後遺症とは、治療後も長期間にわたって症状が残り、元の状態に戻らない可能性があるものを指します。ミラドライに関連して懸念されやすい後遺症の一つに神経障害がありますが、実際には神経症状の多くは一過性であり、後遺症として固定するケースはまれであると考えられています。

ミラドライで起こりやすい副作用

ワキガ治療

ミラドライ治療後に比較的よくみられる副作用として、ハンドピースによる吸引の影響で生じる内出血や腫れ(浮腫)、治療部位の痛みなどが挙げられます。これらは施術後によくみられる一時的な反応で、多くの場合、数日から1週間程度で自然に軽快していきます。

その他、比較的まれな副作用として、皮膚の軽度な熱傷(やけど)、色素沈着、皮膚が一時的に硬く触れるようになる硬結などが報告されています。これらの症状も多くは一過性で、経過観察を行うことで数週間から数か月のうちに徐々に改善していくとされています。

ミラドライの安全性を高めるためのポイント

ワキガの治療

ミラドライの施術において安全性を高めるためには、いくつかの重要なポイントがあります。なかでも、豊富な経験と高い技術を有するミラドライ公式認定医による施術を受けること、そして施術後に適切なケアを行うことが、特に重要といえます。

ミラドライ公式認定医による施術を受ける

ミラドライの施術では、麻酔の注入方法や照射エリアの正確な設定、照射出力の適切な調整など、施術者の技術と経験が安全性や治療効果に大きく影響します。

開発元である米国Miramar Labs社が認定する「ミラドライ公式認定医」は、ミラドライに関する専門的な知識と豊富な施術実績を有する医師にのみ与えられる資格です。公式認定医による施術は、高い効果が期待できるだけでなく、安全性の確保という観点からも重要な要素となります。

施術後に適切なケアを行う

施術後に痛みなどの副作用が現れた場合には、適切なケアを行うことが大切です。

比較的よくみられる痛みや腫れについては、ワキをアイスパックなどで冷やすことで症状の緩和が期待できます。また、痛みが強い場合には、医師から処方された鎮痛薬を使用し、無理のない範囲で痛みをコントロールすることが大切です。

一般的に、ミラドライによる痛みや腫れなどの副作用は数日で落ち着くことが多くなっています。この期間に適切なアフターケアを行うことが、安全性を高める上でのポイントになります。

まとめ

クリニック 待合

ミラドライは、ワキ汗やワキガに対する治療法として広く行われており、日常生活に長期的な支障をきたすような後遺症が生じる可能性は、非常に低いとされます。これまでの臨床報告においても、重大な後遺症が問題となっていることを示すエビデンスは確認されていません。

一方で、施術部位であるワキ周囲には皮膚の感覚を司る知覚神経が走行しているため、治療後にしびれや感覚の鈍さといった神経障害がみられることがあります。ただし、これらの症状の多くは一時的なもので、時間の経過とともに自然に改善していくケースがほとんどです。

また、ミラドライ治療後に比較的よくみられる副作用として内出血や腫れ、治療部位の痛みなどが挙げられます。これらの症状も、多くの場合は数日から数週間で軽快していきます。

こうしたリスクを最小限に抑え、安全性の高い治療を受けるためには、豊富な経験と高い技術を有するミラドライ公式認定医による施術を選択することが重要です。あわせて、施術後は適切なアフターケアを行うことが、治療効果と安全性の両立につながります。

ミラドライ治療は古林形成外科 難波心斎橋院

古林形成外科難波院

大阪府大阪市の古林形成外科 難波心斎橋院では、ミラドライや剪除法、ボトックス注射などによるワキガ治療を行っています。

当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのワキガ治療を行います。ミラドライの施術においても、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、形成外科専門医による広範囲ダブル照射を実施しています。

ワキガでお悩みの方やミラドライ治療をご検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。

この記事の監修者

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古林形成外科 難波心斎橋院
総括医 古林 玄
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
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