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ワキガ治療の値段を比較|保険適用の条件と費用相場を解説

ワキガ治療の値段を比較|保険適用の条件と費用相場を解説

大阪府大阪市の古林形成外科 難波心斎橋院です。当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、患者さま一人ひとりの状態に合わせたワキガ治療を提供しています。

「ワキガの治療を受けたいけれど、値段がいくらかかるのか不安…」と、受診をためらっていませんか。ワキガ(腋臭症)の治療費は、保険適用になるかどうかで大きく変わります。保険適用の手術(剪除法)なら3割負担で片ワキ約2万円前後が目安ですが、ミラドライなどの自費診療では数十万円かかることもあります。

この記事では、ワキガ治療の値段を治療法ごとに比較しながら、保険適用の条件、リスクやダウンタイム、受診から費用が決まるまでの流れをわかりやすく解説します。

目次

【結論】ワキガ治療の値段を一覧比較|保険適用なら片ワキ約2万円前後が目安

ワキガ治療の値段は、治療法によって数千円から数十万円まで大きく異なります。まずは主な治療法と費用の目安を一覧で比較してみましょう。

ワキガ治療の費用比較表

治療法保険/自費値段の目安効果の持続ダウンタイム
外用薬(塗り薬)自費※月数千円程度(目安)使用中のみほぼなし
ボトックス注射自費※両ワキ5〜10万円程度4か月〜半年程度ほぼなし
ミラドライ自費両ワキ15〜40万円程度長期的な効果が期待される数日程度の腫れ・むくみ
剪除法(手術)保険適用3割負担で片ワキ約2万円前後
※手術費のみ
半永久的な効果が期待される1〜2週間程度

※ワキ汗の症状が強く「原発性腋窩多汗症」と診断された場合は、外用薬やボトックス注射が保険適用になることがあります(詳しくは後述します)。

値段の分かれ目は「保険適用になるかどうか」

表のとおり、費用を大きく左右するのは保険適用となるかどうかです。ワキガ(腋臭症)の治療で保険適用が認められているのは、原因となる汗腺を直接取り除く手術「剪除法(せんじょほう)」です。一方、ミラドライのように切らずに治療できる方法は自費診療となり、費用は高くなる傾向があります。

「安いか高いか」だけでなく、効果の持続性やダウンタイム(回復までの期間)、傷跡の有無もあわせて比較することが、後悔しない治療選びのポイントです。次の章から、それぞれの治療の値段と特徴を詳しく解説していきます。

保険適用の条件とは?対象になるのは手術「剪除法」のみ

ワキガ治療で健康保険が使えるのは、原因となる汗腺を切除する手術「剪除法(皮弁法)」に限られます。ここでは、保険適用の条件と実際にかかる費用、知っておきたいリスクを解説します。

保険適用の条件|医師が腋臭症と診断した場合

保険適用となるのは、医師の診察により「腋臭症(えきしゅうしょう)」と診断され、日常生活に支障をきたす程度の症状があると判断された場合です。においの感じ方には個人差があるため、保険が使えるかどうかを自己判断することはできません。医師の診断を受けることが第一歩となります。

なお、ボトックス注射やミラドライを希望する場合、ワキガ(腋臭症)の治療としては自費診療となります。保険適用での治療を希望する場合は、剪除法を選択することが前提です。

剪除法の値段の内訳|3割負担で片ワキ約2万円前後+諸費用

剪除法の手術費用は、3割負担の場合で片ワキ約2万円前後が目安です。ただし、これは手術費のみの金額です。実際には以下の費用が加わります。

  • 初診料・再診料
  • 術前の検査費用
  • 処方薬(痛み止め・抗生剤など)の費用
  • 術後の通院(ガーゼ交換・抜糸など)の費用

これらを含めると、両ワキを手術した場合の総額は5〜6万円程度になることが一般的です。なお、保険の剪除法は片側ずつ手術を行う医療機関もあり、その場合は通院期間も片ワキごとにかかります。

剪除法のリスク・ダウンタイムも知っておく

剪除法は効果の持続が期待できる一方、外科手術であるため次の点も理解しておきましょう。

  • 術後は圧迫固定が必要で、抜糸は1週間後が目安です。
  • デスクワークなどワキを動かさない仕事なら術後2〜3日で復帰できる場合がありますが、ワキを動かす仕事は1週間程度、運動は2週間程度控えることが推奨されます。
  • 傷跡が残る可能性があります。時間の経過とともに目立ちにくくなることが多いものの、経過には個人差があります。
  • まれに血腫(内出血)や感染などの合併症が起こることがあります。

こうしたリスクや術後の生活への影響もふまえ、医師と相談しながら治療法を選ぶことが大切です。

自費診療のワキガ治療の値段を比較|ミラドライ・ボトックス注射

「手術は避けたい」「傷跡を残したくない」という方に選ばれているのが、自費診療のミラドライやボトックス注射です。保険は使えませんが、切らずに治療できることが特徴です。それぞれの値段と特徴を見ていきましょう。

ミラドライの費用相場と特徴

ミラドライは、マイクロ波(電磁波)を照射して、においや汗の原因となる汗腺を熱で破壊する治療機器です。照射中は皮膚表面を冷却しながら、汗腺のある層だけに熱を集中させる仕組みのため、皮膚を切らずに治療できます。一度破壊された汗腺は再生しないとされており、長期的な効果が期待できる点も特徴です。

傷跡が残らず、ダウンタイムは数日程度の腫れやむくみが中心で、早ければ翌日から仕事に復帰できる場合もあります。

費用は両ワキで15〜40万円程度が相場です。自由診療のため料金はクリニックごとに異なり、照射範囲や照射回数、麻酔代などの追加費用が含まれるかどうかでも総額が変わります。治療を受ける前に「提示された金額に何が含まれているか」を確認することが大切です。

ボトックス注射の費用相場と効果の持続期間

ボトックス注射は、ワキにボツリヌストキシン製剤を注射して発汗を抑える治療です。施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどないため、仕事を休みにくい方でも受けやすい方法です。

費用は両ワキで5〜10万円程度が相場です。ただし、効果の持続は4か月〜半年程度とされており、効果を維持するには定期的な施術が必要です。1回あたりの値段は手術より抑えられますが、長期間続けた場合の総額も考慮して検討しましょう。

自費治療を検討するときの注意点

自費診療は、値段の安さだけで選ばないことが重要です。同じ治療名でも、施術内容や照射範囲、医師の経験、アフターケアの体制はクリニックによって異なります。また、切らない治療にもリスクはあり、ミラドライでは腫れ・内出血のほか、まれに一時的なしびれなどの神経症状が報告されています。カウンセリングで総額・リスク・効果の見通しについて十分に説明を受け、納得したうえで治療を選びましょう。

「ワキ汗」の悩みが強い場合は、保険適用の治療の幅が広がることも

「においだけでなく、ワキ汗の量にも悩んでいる」という方は少なくありません。汗の量が多く日常生活に支障がある場合、医師の診察により「原発性腋窩多汗症」と診断されることがあります。

多汗症と診断された場合の塗り薬・注射(保険適用)

原発性腋窩多汗症と診断された場合は、発汗を抑える塗り薬(外用薬)が保険適用で処方できます。また、重度と判断された場合には、ボトックス注射も保険適用の対象となり、3割負担で2〜3万円程度が目安です。

ワキガ(腋臭症)と多汗症は原因となる汗腺が異なる別の症状ですが、両方に悩む方も多く、どの治療が適しているかは診察による判断が必要です。

正確な値段は診察で決まる|受診から費用確定までの流れ

ここまで費用の相場を紹介してきましたが、実際にいくらかかるかは、症状の程度や選ぶ治療法によって一人ひとり異なります。

受診から費用が決まるまでの流れは、一般的に次のとおりです。

  • 形成外科・皮膚科を受診し、症状や悩みを伝える
  • 医師がワキの状態を診察し、腋臭症・多汗症の診断や保険適用の可否を判断する
  • 適した治療の選択肢と、それぞれの費用・リスクの説明を受ける
  • ご自身に合った治療法を決める

    ワキガ治療の値段に関するよくある質問(FAQ)

    Q1. 保険適用になるかどうかは自分で判断できますか?

    自己判断はできません。保険適用となるかどうかは、医師の診察により腋臭症の診断と症状の程度の判断を受ける必要があります。においの感じ方には個人差があるため、気になる場合はまず形成外科・皮膚科で相談してみましょう。

    Q2. ミラドライが保険適用になることはありますか?

    ありません。ミラドライは保険診療の対象外のため、症状の程度にかかわらず自費診療となります。ワキガ治療で保険適用となるのは、手術(剪除法)のみです。

    Q3. 手術後、仕事は何日くらい休む必要がありますか?

    働き方によって異なります。デスクワークなどワキを大きく動かさない仕事であれば、術後2〜3日で復帰できる場合があります。一方、ワキを動かす作業が多い仕事では1週間程度の休みが目安となり、運動は術後2週間程度控えることが推奨されます。

    Q4. 未成年でもワキガ治療は受けられますか?

    受けられる場合がありますが、保護者の同意が必要です。また、成長期は汗腺の発達が続いており、手術をしても再発の可能性が指摘されているため、治療のタイミングは医師とよく相談したうえで判断することが大切です。

    まとめ|ワキガ治療の値段は比較したうえで、まず診察で確認を

    ワキガ治療の値段は、保険適用の剪除法なら3割負担で片ワキ約2万円前後(手術費のみ)、自費診療ではボトックス注射が両ワキ5〜10万円程度、ミラドライが両ワキ15〜40万円程度が目安です。

    費用だけでなく、効果の持続性・ダウンタイム・傷跡の有無まで含めて比較することが、納得のいく治療選びにつながります。そして、保険適用の可否や正確な費用は、医師の診察を受けて初めて確定します。

    気になる症状があれば、まずは形成外科・皮膚科で医師に相談することをおすすめします。

    ワキガ治療は古林形成外科 難波心斎橋院へ

    古林形成外科難波院

    大阪府大阪市の古林形成外科難波心斎橋院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、患者さま一人ひとりの症状やお悩みに合わせてワキガ治療を行っています。

    ワキガのにおいや重症度には個人差があり、セルフケアで症状が軽減する場合もあれば、医療機関での治療を検討した方がよい場合もあります。当院では、まず診察でにおいの程度や発汗の状態、日常生活への影響などを丁寧に確認し、治療が必要かどうかを含めて診断いたします。

    治療法としては、ミラドライ、剪除法、ボトックス注射などに対応しており、症状の程度やライフスタイル、ダウンタイムのご希望などを踏まえ、患者さまに適した治療法をご提案いたします。保険適用となるかどうかや費用についても、診察時にご説明いたしますので、お気軽にお尋ねください。

    ワキガでお悩みの方は、当院までご相談ください。

    この記事の監修者

    著者画像
    古林形成外科 難波心斎橋院
    総括医 古林 玄
    日本形成外科学会 形成外科専門医
    大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
    日本形成外科学会 形成外科専門医
    大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
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