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医療コラム

ミラドライの効果期間はどれくらい?いつから実感できるか・再発の可能性を解説

ミラドライの効果期間はどれくらい?

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、ミラドライ公式認定医である形成外科専門医が施術を担当し、広範囲ダブル照射によるミラドライ治療を行っています。

「ミラドライの効果はどれくらい続くの?」「1回の施術で十分?」「再発することはある?」など、ミラドライ治療をご検討中の方の中には、効果の持続期間について不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ミラドライの効果期間や効果を実感するまでの流れ、再発の可能性、他の治療法との違いについて、わかりやすく解説します。

ミラドライの効果期間はどれくらい? 

ミラドライは、ワキにマイクロ波を照射し、熱エネルギーによって汗腺を焼灼・破壊する治療です。汗やにおいの原因となる汗腺へ直接アプローチすることで、ワキ汗やワキガの根本的な改善が期待できます。

一般的に、マイクロ波によって破壊された汗腺は再生しないとされているため、ミラドライは長期的な効果が期待できる治療とされています。その効果は、半永久的に持続すると考えられています。

ミラドライの効果はいつから実感できる?

ミラドライの効果の現れ方には個人差がありますが、施術後比較的早い段階から、ワキ汗の減少を実感される方が多くいらっしゃいます。

一方で、施術直後はワキに腫れやむくみ、熱感などの症状がみられることがあります。そのため、施術直後の状態だけで効果を判断するのではなく、炎症が落ち着くまで一定期間経過を見ることが大切です。一般的には、数週間〜1か月程度かけて徐々に症状が落ち着き、それに伴って施術効果を実感しやすくなるとされています。

また、症状の程度や体質によっては、さらに時間をかけて効果が安定していくケースもあります。

ミラドライで期待できる効果

ミラドライは汗腺へ直接アプローチすることで発汗量を減らし、日常生活におけるワキ汗の悩みを軽減します。

また、ミラドライはワキ汗を分泌する「エクリン汗腺」だけでなく、ワキガ臭に関与するとされる「アポクリン汗腺」にも作用するとされています。そのため、ワキ汗の軽減だけでなく、ワキガの改善も期待できる治療です。

実際に、原発性腋窩多汗症(ワキ汗)患者を対象とした研究では、治療後にワキの発汗が抑えられ、日常生活への支障が改善した患者の割合は90%以上に達したと報告されています。さらに、その効果は治療後1年時点でも維持されていたことが確認されています 1)。

患者満足度も90%以上と高く、ワキの臭いについても統計学的に有意な改善が認められています。

■ 参考文献
1) Hong, H. C. H., Lupin, M., & O’Shaughnessy, K. F. Clinical evaluation of a microwave device for treating axillary hyperhidrosis. Dermatologic Surgery , 38(5), 728-735, 2012

ミラドライ後に「効果が戻った」と感じる理由

ミラドライ治療を受けた方の中には、施術直後はワキ汗が大きく減少し、ワキガの臭いも軽減したものの、数か月後から再び汗や臭いが気になり始めたと感じる方もいます。

このように「効果が戻った」と感じる背景には、施術後に残存した汗腺や、その後に活性化した汗腺の影響が考えられます。

生き残った汗腺による再発

ミラドライは、マイクロ波の熱エネルギーによって汗腺を焼灼・破壊する治療法です。しかし、1回の施術ですべての汗腺を完全に破壊できるわけではありません。

一般的に、1回の施術では約2〜3割の汗腺が残存するとされています。施術直後はこれらの汗腺もダメージを受けているため、一時的にワキ汗やワキガの症状が改善します。しかし、時間の経過とともに残存した汗腺の機能が徐々に回復し、再び汗や臭いが気になるようになるケースがあります。

新たに活性化した汗腺による再発

未成年のうちにミラドライ治療を受けた場合は、特に注意が必要です。

思春期は汗腺が発達しやすい時期であり、成長過程で新たな汗腺が発達・活性化することがあります。そのため、施術時に十分な効果が得られていても、成長に伴って再びワキ汗やワキガの症状が現れる可能性があります。

ミラドライは1回で十分?2回目治療が検討されるケース 

ミラドライは、1回の施術でもワキ汗やワキガの改善を実感される方は多くいます。一方で、症状の程度や汗腺の分布には個人差があるため、場合によっては2回目の治療が検討されることもあります。

また、初回施術時の照射範囲や照射エネルギーが十分でなかった場合には、一部の汗腺が残存し、ワキ汗やワキガの症状が十分に改善しない、あるいは再び症状が気になる場合もあります。
特に、以下のようなケースでは追加治療が検討される場合があります。

  • もともとの発汗量やワキガ症状が強い
  • 施術後も汗やにおいが気になる
  • より高い発汗抑制効果を希望している

ただし、施術直後は腫れや炎症の影響が残るため、効果を正確に判断するには一定期間の経過観察が必要です。2回目の施術を検討する際は、症状の経過や希望を踏まえ、医師と相談しながら治療方針を検討することが大切です。

ミラドライと他の治療の効果期間の違い

ワキ汗やワキガの治療には、ミラドライ以外にも外用薬やボトックス注射、手術療法などさまざまな選択肢があります。それぞれ効果の持続期間や治療方法が異なるため、症状の程度やライフスタイルに合わせて選択することが大切です。

外用薬との違い

外用薬は、汗を抑える成分を皮膚へ塗布することで発汗を抑制する治療です。比較的手軽に始めやすい一方で、効果を維持するためには継続的な使用が必要になります。

ミラドライは汗腺そのものへアプローチする治療であり、長期的な効果が期待される点が大きな違いです。

ボトックス注射との違い

ボトックス注射は、汗を分泌する神経の働きを一時的に抑えることで、発汗を軽減する治療です。施術後数日〜1週間程度で効果が現れ、一般的には数か月程度効果が持続するとされています。

一方、ミラドライは汗腺自体を熱エネルギーで破壊する治療であり、より長期的な効果が期待できます。

剪除法(手術)との違い

剪除法は、皮膚を切開して汗腺を直接取り除く手術です。特にワキガの症状が強い場合には、高い改善効果が期待できる治療法です。一方で、術後の腫れや傷跡、ダウンタイムが比較的大きくなる傾向があります。

ミラドライは切開を伴わない治療であり、傷跡が残りにくい点が特徴です。ただし、症状の程度によっては、手術療法が適しているケースもあります。

まとめ

ミラドライは、汗やにおいの原因となる汗腺へ直接アプローチすることで、長期的な効果が期待できる治療です。施術後早い段階から効果を実感される方も多く、ワキ汗やワキガによる日常生活の悩みの軽減が期待できます。

一方で、効果の感じ方には個人差があり、症状の程度や汗腺の分布によっては、追加治療が検討されるケースもあります。また、ワキ汗やワキガの治療には、外用薬やボトックス注射、手術療法など、症状やご希望に応じたさまざまな選択肢があります。

ワキ汗やワキガの症状でお悩みの方は、まずは医療機関で相談し、自分に合った治療法を検討することが大切です。

ミラドライ治療は古林形成外科難波心斎橋院

古林形成外科難波院

大阪府大阪市の古林形成外科難波心斎橋院では、ミラドライをはじめ、剪除法(手術)やボトックス注射など、症状やご希望に応じたワキ汗・ワキガ治療を行っています。

当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのワキガ治療を行います。ミラドライの施術においても、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、形成外科専門医による広範囲ダブル照射を実施しています。

ワキガでお悩みの方やミラドライ治療をご検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。

この記事の監修者

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古林形成外科 難波心斎橋院
総括医 古林 玄
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
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