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医療コラム

日本人におけるワキガの割合は?セルフチェック方法と治療の目安も解説!

ワキ汗・ワキガ

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では日本形成外科学会認定の形成外科専門医が患者様一人ひとりの状態に合わせた、ワキガ治療をご提供しています。

日本人でワキガの人はどれくらいいるのか、自分は治療を受けたほうがよいのか。ワキガについては、正確な情報に触れる機会が少なく、不安だけが先行してしまう方も少なくありません。実際、ワキガは決して珍しい体質ではなく、日本人の中にも一定の割合でみられます。ただし、日本では体臭に対する意識が高いため、症状が軽度であっても強い悩みや心理的負担につながりやすい傾向があります。

本記事では、日本人におけるワキガの割合をはじめ、海外との違い、自分がワキガかどうかを判断するためのセルフチェックのポイント、医療機関で行われる治療方法や治療を検討する際の目安について解説します。

日本人におけるワキガの割合はどれくらいか

ワキガの臭い

日本人におけるワキガ(腋臭症)の割合は、一般的に約5〜10%程度(10人に1人前後)とされています。ワキガは、決して珍しい体質ではなく、一定の割合でみられる身近な症状といえます。

医学的には、ワキガの発症率に明確な男女差はないと考えられています。ただし、においに対する感受性や身だしなみへの意識の違いなどから、実際に医療機関へ相談・受診する割合は、女性の方が高い傾向があります。

また、日本人におけるワキガの割合は、欧米人と比べて低いとされています。これは、アポクリン汗腺の発達やその機能に関わる遺伝的背景の違いが影響していると考えられています。

日本と海外におけるワキガの割合と認識の違い

ワキ汗・ワキガ

ワキガの発症割合は、人種や地域によって差があることが知られています。日本人を含む東アジア人では、ワキガの割合はおおよそ5〜10%程度とされています。一方、欧米人では約30%前後、調査によってはそれ以上とされており、日本と比べて高い傾向があります。

この違いには、遺伝的要因が深く関係しています。欧米人ではアポクリン汗腺が発達している人が多く、ワキガ体質は比較的一般的です。そのため、体臭は個性の一部として受け止められやすく、日常的にデオドラント製品を使用するなどのセルフケアが文化として定着しています。

一方、日本では体臭に対する社会的な感受性が高く、清潔感や無臭であることが強く求められる傾向があります。そのため、ワキガの割合自体は欧米より低いものの、においに対する悩みや心理的負担は大きくなりやすいのが特徴です。軽度であっても周囲の目を気にして強いストレスを感じ、医療機関への相談につながるケースも少なくありません。

自分はワキガ?セルフチェックで分かる判断ポイント

ワキガの診察

ワキガは、自分自身ではにおいに慣れてしまい、気づきにくいことが多いとされています。そのため、「自分がワキガなのか分からない」と悩まれる方も少なくありません。

ただし、いくつかの体質的な特徴を確認することで、ワキガの可能性をある程度判断することができます。次に挙げる5つのチェック項目に多く当てはまるほど、ワキガ体質である可能性が高いと考えられます。

  • 家族にワキガの人がいる
  • 耳垢が湿っている
  • ワキ毛が濃い
  • シャツや下着のワキに黄ばみがつきやすい
  • 緊張やストレスを感じると体臭が強くなる

なお、ワキガかどうかを正確に診断するためには、医師による診察が必要です。においが気になる場合や、セルフチェックの結果に不安を感じた場合には、医療機関で相談することをおすすめします。

医療機関で行われるワキガの治療方法

ワキガ治療

ワキガのにおいが気になる場合は、医療機関での治療を検討することが勧められます。

医療機関では、においの原因となる汗腺への治療だけでなく、発汗そのものを抑える治療も含め、症状の程度や患者さまのご希望、生活スタイルに応じて治療法を選択します。主な治療法とその特徴を以下にご紹介します。

1. 外用薬(塗り薬)

  • 主な薬剤: エクロックゲル、ラピフォートワイプ
  • 特徴: 神経伝達物質(アセチルコリン)の働きを抑え、過剰な発汗を抑制します。
  • 保険適用: 原発性腋窩多汗症(ワキ汗)に対して適用されます。
  • 注意点: 効果には個人差があり、継続的な使用が必要です。

2. ボトックス注射

  • 特徴: ボツリヌス毒素製剤を注射し、神経の働きを抑えることで発汗を抑制します。施術後数日で効果が現れる即効性が特徴です。
  • 保険適用: 重度の原発性腋窩多汗症に対して適用されます。
  • 持続期間: 約4〜6か月(効果維持には定期的な施術が必要です)。

3.手術(剪除法:せんじょほう)

  • 特徴:ワキの皮膚を切開し、医師が直視下でにおいの原因となるアポクリン汗腺を取り除く治療法です。ワキガに対して高い改善効果が期待できます。
  • 保険適用: 腋臭症(ワキガ)に対して適用されます。
  • 注意点:術後はガーゼ固定や患部の安静が必要で、内出血や腫れ、傷跡が落ち着くまで一定期間のダウンタイムが生じます。

4. ミラドライ

  • 特徴: マイクロ波の熱エネルギーを用いて汗腺を破壊する治療法です。皮膚を切らないため、傷跡が残りにくく、ダウンタイムが比較的短い点がメリットです。
  • 保険適用: 保険適用はされておらず、自由診療となります。
  • 注意点:  保険適用外のため費用が高額になる場合があります。また、術後に一時的な腫れや痛み、皮膚の違和感が生じることがあります。

ワキガに関するよくある質問(Q&A)

ワキガの診察

ワキガは自然に治ることはありますか?

ワキガは体質に起因する症状であり、基本的に自然に治ることはありません。思春期以降にアポクリン汗腺が発達することで症状が現れるため、一時的ににおいが気になりにくくなることはあっても、原因そのものが消失するわけではありません。

においが気になる場合は、自己判断で放置せず、医療機関で相談することが大切です。

ワキガは遺伝しますか?

ワキガは遺伝的要因が強く関係していると考えられています。

両親のどちらか、あるいは両方がワキガ体質の場合、その子供がワキガ体質を受け継ぐ可能性は高くなります。ただし、必ず発症するわけではなく、症状の強さにも個人差があります。

デオドラント製品でワキガは改善しますか?

市販のデオドラント製品は、においを一時的に抑える効果は期待できますが、ワキガの根本的な治療にはなりません。症状が軽度の場合には日常生活上の対策として有効なこともありますが、効果が不十分な場合は、医療機関での治療を検討することが推奨されます。

ワキガ治療はどのタイミングで受けるべきですか?

日常生活でにおいが気になり、人前に出ることに不安やストレスを感じるようであれば、治療を検討する一つの目安といえます。症状の強さだけでなく、心理的な負担も治療判断の重要な要素です。まずは専門医による診察を受け、状態に合った治療法を相談することをおすすめします。

ワキガ治療は保険適用になりますか?

治療内容によって保険適用の可否が異なります。剪除法(手術)は腋臭症として保険適用となります。また、原発性腋窩多汗症に対しては、外用薬やボトックス注射が保険適用となる場合があります。一方、ミラドライは自由診療となり、保険は適用されません。

ワキガ治療は古林形成外科難波院

古林形成外科難波院

大阪府大阪市の古林形成外科難波院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が患者様一人ひとりの状態に合わせた、ワキガ治療をご提供しています。

当院では、ミラドライ、剪除法、ボトックス注射などの治療を行っており、症状の程度やライフスタイル、ご希望に合わせた治療のご提案が可能です。

ワキガでお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

この記事の監修者

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古林形成外科 難波心斎橋院
総括医 古林 玄
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
日本形成外科学会 形成外科専門医
大阪医科大学卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院にて臨床経験を積み、がん研有明病院および聖路加国際病院では形成外科専門医として幅広い手術に携わる。これまでの経験を活かし、形成外科的視点から適切な切除と再建を行い、可能な限り傷跡の目立たない治療を提供。
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