古林形成外科-難波院-ワキガ治療サイト

医療コラム

ミラドライのダウンタイムはいつまで?期間中の症状や注意点を解説

ワキガに関する悩みや疑問

大阪府大阪市の古林形成外科難波院です。当院では、形成外科専門医が患者様一人ひとりの状態に合わせたワキガ治療をご提供しています。

このような疑問はありませんか?

「ミラドライの治療を受けたいが、日常生活に復帰するまでどのくらいの期間がかかるの?」
「ミラドライの治療後の腫れや痛みを早く改善する方法はある?」

本記事では、こうした疑問をお持ちの方に向けて、ミラドライのダウンタイムについて詳しく解説します。

※ダウンタイム:施術後に痛みや腫れなどの症状が現れ、その症状が回復して普段通りの生活に戻るまでの期間

ミラドライの特徴

ミラドライ

ミラドライとは、重度のワキ汗(腋窩多汗症)の治療を目的に厚生労働省から薬事承認を受けた医療機器です。

ミラドライによる治療では、マイクロ波による熱を利用して汗腺(汗を分泌する組織)を破壊し、発汗を抑制します。非侵襲的な治療法であり、破壊された汗腺は再生しないため、効果が半永久的に持続する点が大きな特徴です。

ミラドライによる治療は自由診療で行われるため、保険適用の治療と比較して費用が高い傾向にあります。しかし、皮膚を切開することなく広範囲の汗腺を破壊できることや、施術後の生活への影響が少ないことなど、さまざまなメリットがあります。

ミラドライ治療の流れ

ワキガの診察

ミラドライの施術の具体的な流れは、以下のとおりです。

1.局所麻酔液の注射

発汗範囲を特定し、ミラドライの照射範囲をマーキングします。その後、照射範囲に応じて局所麻酔液を皮下注射します。

2.照射範囲をマーキング

照射範囲を再計測し、転写シートを用いて皮膚に照射テンプレートをマーキングします。

3.ミラドライの照射

転写したテンプレートにミラドライのハンドピースを正確に合わせて照射します。ミラドライ本体に表示される指示に従い、照射を繰り返します。
照射時には、皮膚が約3秒間吸引・冷却され、その後マイクロ波が照射されます。照射後は約20秒間皮膚を冷却し、吸引が終了します。
照射中に痛みがある場合は、局所麻酔薬の追加や再照射を行います。

4.治療後の冷却

ミラドライ治療後は、アイスパックで治療部位を冷却します。治療後の痛みに対しては、必要に応じて鎮痛薬を使用します。

ミラドライのダウンタイムの目安は翌日〜1週間程度

ワキガの診察

ダウンタイムとは、施術後に痛みや腫れなどの症状が現れ、その症状が回復して普段通りの生活に戻るまでの期間を指します。

ミラドライ治療後のダウンタイムの目安は翌日から1週間程度とされています。ミラドライは手術と比較して身体への負担が少ないものの、以下のような症状が一定期間現れることがあります。

ミラドライ治療後の症状

・皮膚の痛み
・腫れ
・内出血
・つっぱり感

これらの症状のピークは施術当日の夜までであることが多く、その後は徐々に改善していきます。そのため、施術翌日以降にはダウンタイムが終わり、普段の生活に戻れる方も少なくありません。

ミラドライのダウンタイムの過ごし方と注意点

生活の過ごし方

ミラドライのダウンタイムによる影響を抑えるためには、どのような生活を意識すればよいのでしょうか。ここでは、ダウンタイムの過ごし方と注意点について解説します。

アイシングや鎮痛剤で痛みを抑える

ミラドライ治療後はアイシングを行い、痛みや腫れを和らげましょう。治療直後から定期的にアイシングを行うことで、脇の腫れや内出血の抑制につながります。特に痛みのピークとなりやすい施術当日の夜は、しっかりとアイシングすることをおすすめします。

また、痛みが強い場合は我慢せずに処方された鎮痛剤を服用しましょう。アイシングと鎮痛剤をうまく活用することで、施術後の症状を最小限に抑えることができます。

施術当日は入浴を控える

ミラドライの施術当日は、入浴を控えましょう。入浴によって体温が上がると血行が促進され、脇の腫れや痛みが悪化する可能性があります。特に熱いお湯での入浴は、症状を悪化させるリスクが高くなります。施術当日はもちろん、できれば痛みが落ち着くまでの数日間はシャワー浴にとどめましょう。
また、ミラドライ施術後の脇はデリケートな状態のため、強くこすらないように注意してください。

激しい運動は避ける

ミラドライ施術後の1週間程度は、激しい運動を控えましょう。運動によって体温が上昇すると腫れや痛みが悪化する恐れがあります。また、運動による脇の摩擦で症状が悪化する可能性もあります。
ただし、日常生活の範囲内であれば特に行動を制限する必要はありません。運動をする場合は軽い負荷にとどめ、できるだけ脇に負担をかけないよう心がけましょう。

飲酒を控える

ミラドライ治療後は、数日間は飲酒を控えましょう。アルコールには血流を促進する作用があるため、治療部位の腫れや内出血が悪化する恐れがあります。
また、痛みや腫れを抑えるための内服薬を使用している場合、飲酒が薬の効果に影響を与える可能性があります。普段からお酒を飲む習慣がある方は、禁酒期間を設けてダウンタイム中の症状改善に努めましょう。

改善が遅い場合はクリニックを受診する

ダウンタイム中の症状がなかなか改善しない場合は、クリニックを受診して医師に相談しましょう。
ミラドライのダウンタイムは、翌日から1週間程度で落ち着くことが多くなっています。しかし、症状には個人差があるため、1週間以上経過しても改善しない場合は施術を受けたクリニックへの受診をおすすめします。

自己判断で対処しようとすると、症状の回復が遅くなるだけでなく、悪化する恐れもあります。早めに医師に相談することで、適切な処置を受けましょう。

まとめ|ミラドライのダウンタイム中の過ごし方に注意しよう

待合

ミラドライは、マイクロ波による熱を利用して汗腺(汗を分泌する組織)を破壊し、発汗を抑制します。
ダウンタイムとは、施術後に痛みや腫れなどの症状が現れ、それらが回復して普段通りの生活に戻るまでの期間を指します。

ミラドライの施術後には、脇の痛みや赤み、腫れなどの症状が現れることがあります。これに伴うダウンタイムは、施術翌日から1週間程度とされています。

この期間中は、アイシングや鎮痛剤で痛みを抑え、激しい運動や飲酒を控えることが大切です。もし症状が改善しない場合は、治療を受けたクリニックで医師に相談することをおすすめします。

ワキガ治療は当院までご相談ください

古林形成外科難波院

大阪府大阪市の古林形成外科難波院では、ミラドライや剪除法、ボトックス注射などによるワキガ治療を行っています。

当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのワキガ治療を行います。ミラドライの施術においても、再発リスクを防ぎ、施術時の安全性を高めるため、形成外科専門医による広範囲ダブル照射を実施しています。

ワキガでお悩みの方は、当院までご相談ください。

この記事を書いた人

著者画像
古林形成外科 難波院
古林形成外科 難波院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が患者様一人ひとりの状態に合わせたワキガ治療をご提供します。
古林形成外科 難波院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が患者様一人ひとりの状態に合わせたワキガ治療をご提供します。
医療コラム一覧へ戻る
WEB予約
電話アイコン 電話予約
カレンダーアイコン WEB予約